Androidアプリは現在、Google Play で配信の準備中です。
Androidアプリ・無料・配信準備中

今朝の数字に、一喜一憂しない。
体重は、1本の線で見る。

『The Hacker's Diet』(Autodesk の共同創業者 John Walker 著)の指数平滑化で、日々の揺れ(ノイズ)をならし、何週間もかけて動く体重のシグナル(トレンド)だけを描きます。

体重計の数字は、水分や食事、便通だけで1日に1〜2kgは動きます。昨日より増えた・減ったを毎朝追いかけても、からだの実際の変化は見えてきません。True Weight は、実測を淡い点として残し、トレンドを太い線で示します。見るのは点ではなく、線です。

風や車の振動で揺れる橋を前にしても、設計者が確かめたいのは構造物そのものの変位です。体重も、同じ見方で。
記録は端末の中だけ。通信する権限を持たず、広告もアカウント登録もありません。
グラフ画面。体重・体脂肪率・BMI の帯の下に、体重と体脂肪率の切り替え。体重のトレンドをティールの太い線で描き、毎日の実測の点からトレンドの線へ細い線が引かれている。目標の線と予測の破線

点は実測、線はトレンド

こんなこと、ありませんか

減量が続かない理由の多くは、努力の足りなさではなく「数字の読み方」にあります。

毎朝の数字に振り回される

前の日より0.8kg増えただけで、1週間がんばった分が無駄になった気がしてしまう。

減っているのか、分からない

上がったり下がったりで、結局どちらへ向かっているのか判断できない。

目標に届いたら、少しずつ戻る

痩せたところで記録をやめてしまい、気づいたときには元に近い体重に。

今朝の体重に一喜一憂 揺れをならした「トレンド」を大きく表示
昨日と比べて増えた・減った 1週間前・2週間前・1か月前からのトレンドの変化
痩せたら終わり 目標の上下に「維持レンジ」。戻り始めを早めに知らせる

ノイズを消し、シグナルを見る

点がばらついていても、線はまっすぐ下がっている。見てほしいのは、この線です。

実測(ノイズ)トレンド(シグナル)1日目15日目29日目42日目

図は説明のための架空の値です。実測(点)は毎日上下しますが、トレンド(太い線)は同じ向きに進み続けています。

体重の日々の動きのほとんどは、脂肪ではなく水分です。塩分の多い食事、飲み会、寝不足、便通——それだけで1〜2kgは平気で動きます。1日の脂肪の増減は、多くても数十グラム。毎朝の数字は、揺れのほうがずっと大きいのです。

そこで True Weight は、毎日の実測に1割の重みだけを与えて、前の日のトレンドに少しずつ足し込みます。

今日のトレンド = 前日のトレンド + 0.1 ×(今日の実測 − 前日のトレンド) 電気や機械の分野でいう「ローパスフィルタ」と同じ働きです。速い揺れは打ち消され、何週間も続く変化だけが線に残ります(時定数はおよそ10日)。はかれなかった日は、前後の記録を直線で結んで補います。

グラフでは、実測の点からトレンドの線まで細い線を引いています。釣り糸につながったおもりと浮きのように、線より下の点(沈み)はトレンドを少しずつ引き下げ、上の点(浮き)は引き上げます。

沈み=トレンドより下 浮き=トレンドより上

沈みが多い週は、からだは確かに減っています。今朝の数字が重くても、線が下を向いていれば順調。色はどちらもグレーに近い控えめな色にして、主役の線より前に出ないようにしています。

世界標準のCADを生んだ人の理論を、
現役の構造設計者がアプリにしました

設計の仕事でおなじみの道具の生みの親が、エンジニアの目で書いた減量の本があります。

『The Hacker's Diet』は、AutoCAD で知られる Autodesk の共同創業者、John Walker がまとめた減量の本です。体重を気合いや感情の問題ではなく、食べた量と使った量がつりあうひとつのシステムとして扱い、日々の体重をノイズ、移動平均をシグナルとして読む方法を示しました。

本文はいまも作者のサイトで無料で公開されていて、海外の減量コミュニティやエンジニアの集まる掲示板でも、体重のブレに心が折れそうな人へ向けて、たびたび紹介されています。

True Weight をつくったのは、橋梁の耐震補強やコンクリート構造の設計に携わる、現役の構造設計者です。構造物は風や交通の荷重で常に細かく揺れています。それでも設計者が確かめたいのは、揺れの奥にある構造物本来の変位や応力。同じ見方を、自分のからだに当てはめました。

毎日 CAD の画面に向かう設計技術者として、その道具をつくった人の考え方を、自分の体重の記録に取り入れています。

The Hacker's Diet(原文・英語)

True Weight が取り入れたこと

『The Hacker's Diet』の考え方を、スマホで毎日続けられる形に組み直しました。

毎日1割だけ動かす平均

指数平滑化。トレンドの計算そのものです。

毎朝、同じ条件で1回

起きてトイレのあと、朝食の前。1日1回・1枠の記録にしています。

実測と線をつなぐ細い線

浮きと沈み。グラフの描き方にそのまま使っています。

1週間あたりの変化

いまのペース。直近2週間のトレンドの傾きを kg/週 で。

目標のあとも、はかり続ける

減量のあとの維持。維持レンジとして、戻り始めを知らせます。

本アプリは、John Walker 氏および Autodesk, Inc. とは関係のない個人の開発によるものです。考え方を参考にしています。

画面でみる

記録は1日1回、数秒。見るのは、トレンドとその向きだけ。

画面はすべてサンプルデータです。体重・体脂肪率・メモなどの数値や内容はいずれも架空のものです。
入力画面。今日の日付、同じ大きさの体重と体脂肪率の欄、ひとこと1行のメモ欄、設定で表示にしたメモのタグ、数字と小数点のテンキー、上書きするボタン
01 入力

開いて、打って、記録する

アプリを開くと、すぐにテンキー。「7・2・.・4」と打って「記録する」で終わりです。

  • 欄には前回の値が薄く入っていて、同じなら「記録する」を1回押すだけ
  • 毎朝、トイレのあと・朝食の前に1日1回。同じ条件の点だけをつなぐのが、正確なシグナルへの近道です
  • 記録は1日1枠。打ち間違えたら入れ直すだけで、その日の値が上書きされます(平均はとりません)
  • 記録した直後に「トレンド 73.1 → 73.0 kg」。今日の1点で線がどれだけ動いたかが、その場で分かります
  • ひとこと1行のメモ欄はいつも出ていて、押したときだけキーボードが出ます。タグは🍺飲酒・🍜外食・🚽便秘をはじめから表示(💪筋トレ・🌙生理も設定で)。絵文字も名前も自由に変えられるので、自分用のノイズ注記にできます
グラフ画面。体重と体脂肪率の切り替えで体脂肪率を選んだところ。コーラルピンクのトレンドの線と、毎日の実測の点からトレンドへ引いた細い線
02 推移

体重と体脂肪率を、切り替えて1枚ずつ

グラフのすぐ上の【 体重 | 体脂肪率 】を押すと、横にすべって切り替わります。体重はティール、体脂肪率は落ち着いたコーラルピンクの線。1枚に1つだけなので、目盛りも点も読み違えません。

  • 期間は1か月・3か月・6か月・1年・全期間をワンタッチ
  • メモやタグのある日は、日付の上に小さな吹き出しの印。日をタップすると、その日のトレンドと実測、その差と、図面の引出線のようなメモの注記
  • 目標を決めると、いまのペースで届く時期を「2027年1月上旬ごろ」と旬で
  • 記録を始めたばかりでも、グラフは最初の記録から左詰めで描きます
グラフの下のトレンドの変化の表:昨日から、1週間前から、2週間前から、1か月前から、体重と体脂肪率それぞれのトレンドの差。ペース
03 トレンドの変化

今朝の数字ではなく、線の差で見る

「昨日から」「1週間前から」「1か月前から」。比べるのは実測どうしではなく、トレンドどうしです。今朝たまたま重くても、1か月前からの変化は揺らぎません。

体重体脂肪率
昨日から→±0.0kg→±0.0%
1週間前から↓−0.2kg↓−0.1%
2週間前から↓−0.4kg↓−0.1%
1か月前から↓−0.9kg↓−0.2%
ペース(直近2週間の傾き)−0.2 kg/週
カレンダー画面。日ごとの体重、タグのある日は先に選んだタグの絵文字(2つ以上は+)。選んだ日の1枠(修正・削除)とメモのタグ、この日の記録を上書きするボタン
04 カレンダー

1か月の記録と、揺れの原因

日ごとの値と、メモのある日の印。重かった日の理由が、あとから分かります。

  • タグのある日は先に選んだタグの絵文字(2つ以上なら「+」)、ひとことだけの日は暖色の点
  • 日を選ぶと、その日の1枠とメモ。修正・削除もここから
  • 日付をダブルタップすると、その日の入力へ
  • その月に記録した日数と、月のトレンドの変化
設定画面。身長を入れると、いまのトレンドの BMI と、日本肥満学会の判定区分の表に身長から出した体重の目安が並び、いまの区分に色がついている。標準体重、目標体重と維持レンジ
05 BMI

BMI は、日本の基準で

身長を入れると、日本肥満学会の区分(BMI 25 以上を肥満とする日本の基準)で判定します。日々の実測ではなくトレンドの体重から出すので、BMI まで揺れることはありません。

  • 区分ごとに、身長から出した体重の目安を一覧に
  • 標準体重(BMI 22)と、目標体重の BMI
  • BMI が25以上でも、それだけで治療が必要とは限らないことも明記
ホーム画面のウィジェット。True Weight の名前と日付、体重のトレンド 73.1 kg、ペース −0.2 kg/週

ホーム画面には、トレンドとペースだけ

ウィジェットをタップすると画面の下からせり上がる入力シート。体重と体脂肪率の欄とテンキー、上書きするボタン

押すと、テンキーだけが下からせり上がる

06 ウィジェット

ホーム画面に、シグナルだけを置く

ウィジェットに載せるのは、いまのトレンドと、週のペースだけ。ギザギザのグラフも、「まだ記録していません」という催促もありません。ホーム画面を見るたびに、静かに向きだけが分かります。

  • タップすると、アプリは開かずテンキーのシートだけがせり上がる
  • 前回の値が薄く入っているので、同じなら1タップで記録して閉じる
  • 今日すでに記録していれば、打ち直した値で上書き
目標に届いたあとも

痩せたら終わり、ではなく

減量でいちばん難しいのは、減らすことより保つことです。目標に届いてしばらくすると、気づかないうちに少しずつ戻っていく。

True Weight は、目標に一度届くと見方を「維持」に切り替えます。目標の上下に維持レンジ(既定は ±1.0kg)の帯を敷き、トレンドが帯の端に近づき始めた段階でお知らせします。手遅れになる前に、減量のときのやり方を少しだけ戻せば済みます。

目標を達成しています維持レンジ 69.0〜71.0 kg の中
維持レンジの上限に近づいています上限まで 0.2 kg(+0.1 kg/週)

そのほかにできること

記録の手間は最小に、見返せる情報は十分に。

1日1回・1枠。打ち直せばその日の値を上書き
記録のない日は前後を直線で補う(3日以上空くと破線に)
目標に届く時期を、いまのペースから旬で
維持レンジで、目標のあとの戻り始めを知らせる
メモは揺れの原因のタグ+一行。タグの絵文字・名前・表示は設定で自由に
BMIは日本肥満学会の区分・標準体重も
ウィジェットから、アプリを開かずに記録
バックアップと復元で、機種変更してもそのまま
権限ゼロ・完全オフライン・広告なし

安心して使うために

記録は端末の中だけ

このアプリは通信できる権限を持っていません。セキュリティの観点から、記録は端末のみに保存され、外部へは通信されません。

広告も解析もアカウント登録もなし。クラウドバックアップの対象からも外しています。

続けた記録は資産

何年ぶんも積み上がった記録は、あとから作り直せません。

機種変更しても、バックアップと復元でかんたんに移せます。体重・体脂肪率・メモ・身長と目標・タグの設定まで、すべて1つのファイルに。

数字の扱いについて

本アプリは医療機器ではなく、日々の記録を助けるためのものです。BMI の区分は日本肥満学会の判定基準(肥満症診療ガイドライン2022)によります。

BMI が25以上でも、それだけで治療が必要な状態(肥満症)とは限りません。判断は医師にご相談ください。

記録より先に、相談してほしい変化

食事や運動を変えていないのに体重が減り続けるとき、急に増えてむくみや息切れがあるときは、トレンドを見守るより先に医療機関にご相談ください。

同じ Stitch apps の頭痛Diaryと、画面の作りをそろえています。片頭痛・頭痛の記録アプリです。zutsu-diary.com